症例紹介 part35 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは、初診時20才女性。
2年前の夏
2019年7月に
矯正相談にいらした患者さんです。
「八重歯と下の前歯のねじれを治したい」
ということで来院されました。
2019年7月に矯正相談
2019年9月10月に検査診断
2019年10月にマルチブラケット装置セット
1年7ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2019年7月)と装置撤去時(2021年5月)の写真です。
正面
下から
上あご
下あご
右側
左側
この患者さんの「問題点」は
検査の結果
・上下顎前歯部叢生
・若干の下顎骨の左方偏位
・右上2が矮小歯(小さい)
叢生が軽度のため
非抜歯で治療を行いました。
左上の奥歯を1~2mm後方に移動して
上の前歯の中心を移動しないで八重歯を治すため
アンカースクリューを使用させていただきました。
左下の2のねじれを治すため
また上下の前歯の大きさのバランスを整えるため(右上2が小さいので)
IPRという処置も行なっています。
叢生は軽度ですが
上下の噛み合わせをしっかりと治すのは
意外と難しい症例です。
と思いましたので
1年6ヶ月くらいの目標ということで
治療は開始しました。
1年4ヶ月経過した時に
「卒業式の前撮りのため」に
上下前歯のブラケットを一旦撤去する
ということもありましたが
「顎間ゴム」をしっかり使ってくれる
という協力的な患者さんでしたので
1年7ヶ月で無事、装置撤去できました。
お疲れ様でした!
治療方法:非抜歯
使用装置:マルチブラケット装置、アンカースクリュー
これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 66万(上下顎ホワイトワイヤー)
アンカースクリュー(1本) 1.5万
調整費 10万(0.5万x20回)
保定装置料 2万
<症例情報まとめ>
主訴 八重歯、下顎前歯叢生
診断名 叢生、下顎骨の左方偏位
年齢 20歳
主な装置 マルチブラケット装置、アンカースクリュー
抜歯部位 なし
治療期間 1年7ヶ月
治療費 83.5万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔