診療について

TREATMENT CONTENT


治療内容

矯正治療




矯正治療は難しいと思います。少し勉強しただけ、少し経験しただけ、では一人一人違う歯並びの問題点を適切に改善させるのは、診断能力にしても技術的にもおそらく難しいでしょう。
私は日本矯正歯科学会の認定医です。どうぞ安心してお任せ下さい。
ですが、私はまだ発展途上でもあります。なぜなら矯正治療の考え方・矯正治療の装置も日々多くの勤勉な研究者の努力によって進化しているからです。(パソコンも携帯電話もどんどんアップデートされるのと同じです。)これまで学んできたことと経験してきたことに、これからの最新の考え方・目立ちにくい装置(これが患者さんにとっては一番重要な問題でしょうか?)を日々取り入れて診療を行っていきます。また、矯正治療中に虫歯ができるのは何としても避けなくてはなりません。ですので、装置装着前に唾液検査・歯磨き指導・全体クリーニングを全員に必ず行い、予防に努めます。ご協力下さい。

小児予防歯科




未来のある子どもたちの健康なお口をつくる小児予防歯科。むし歯にならないための予防はもちろん、お口の機能を間違って覚えてしまわないように、という予防も大切です。正しい離乳食の食べ方、呼吸のしかた、普段何気なくしている癖などもお口作りに関わっています。
当院では来院したその時に、その子に必要なお話(食事指導、歯磨き指導、むし歯の予防のお話、舌やお口のトレーニングなど)も必ず行います。歯並びに関しては、矯正歯科治療を専門に行う歯科医師と相談しながら、適切な時期に適切な治療を提供致します。私自身、息子のいる親ですが、親はしっかりしなきゃと思い詰めて何から何まで一人でやるというのは大変です。私は歯科医師として、大切なお子さんを育てていく親御さんの良きサポーターになりたいと思っています。親御さんもお子さんも、来院して良かった!とegaoになってくださると嬉しいです。

STEP


矯正歯科egaoの治療の進め方

1

STEP

初診矯正相談


一人一人にあった治療方法を探します

あなたやお子様の気になっていることを聞き、
放って置けば、どうなるのか?
治療すると、どうなるのか?
どんな装置で?期間は?痛いの?
実際にお口の中を拝見しないとご説明できないことが
たくさんありますので、まずはお気軽にご来院ください。

2

STEP

精密検査


丁寧に検査し、歯と顔立ちの現状を知ります

詳しい検査をします。
レントゲン・歯型・口の中と顔の写真をとります。
歯型をとるのが初めてのお子さんも多くいますが大丈夫です。
誰もがすぐにできるわけではありませんが、
たいてい何度か練習しながら最後にはできるようになります。
しっかりと検査をすることが最適な治療方法を考える材料となります。

3

STEP

診断


不安なことがあればどんな小さなことでもご相談ください

治療について具体的な説明をします。
まずは専門的に最適と考えられる治療方法をご提案しますが、
あなたのご希望も治療方針に反映されます。
遠慮せずにおっしゃってください。
あなたと私の双方が納得した段階ではじめて
矯正治療開始の同意書にサインしていただきます。

4

STEP

装置セット・治療開始


笑顔で暮らす治療のはじまりです

多くの方は緊張しながらもこの日を楽しみにして来院されます。
まずは少しだけ違和感を感じると思いますが、
1〜2週間して歯が動き出すと
「おおっー」と嬉しくなると思いますよ。
ゴールはまだまだ先ですが「過程」も是非、楽しんでください。





矯正歯科治療を始める患者さんに知っておいて欲しいこと



病院で薬を処方され薬局で受け取るときに、
薬の「効能」と共に「副作用」の説明が記載された文書をもらいますよね?
インフルエンザなどのワクチンを接種する時も同様ですよね?
どんな医療にも少なからずリスクがあリます。
ただし、デメリットをメリットが大きく上回るので、私たちは医療を受けるのです。
矯正歯科治療も同じです。
矯正治療を行うことによる「副作用・リスク」があります。
当院での矯正治療はその「副作用・リスク」を知っていただいた上で開始します。





<矯正歯科治療における副作用とリスク>


1,抜歯

歯並びを改善するために健康な歯を抜歯する場合もあります。必要性をご理解いただいた上で治療は開始します。

2,痛み

矯正治療では顎や歯を移動するのに力を加えます。その際、数日間は痛みを引き起こすことが多いです。基本的には痛み止めの薬は必要とせず、数日で改善されます。

3,口内炎

頬や唇に装置が当たることで、口内炎ができることがあります。できてしまった場合はワックスで装置を覆い、治癒するのを待ちます。

4,発音のしづらさ

歯の裏側に装置が入ることで、一時的に発音が変化します。数日で慣れることが多いです。

5,虫歯

矯正治療中に歯みがきが難しくなることで、虫歯ができることがあります。できないよう指導を徹底します。ご協力ください。

6,歯周病

矯正治療中に歯磨きが難しくなることで、歯肉炎や歯周病が進行することがあります。進行しないように指導します。ご協力ください。

7,歯肉退縮・
ブラックトライアングル

歯を移動することにより、歯茎が下がる場合があります。もともとの凸凹が多い歯並びの場合や歯周病の進行した患者さんに起きやすい傾向があります。

8,歯根吸収

歯を移動することにより、歯の根が短くなる場合があります。歯の移動量が多い場合に起きやすい傾向があります。

9,歯髄壊死

歯を移動することにより、歯の神経が死んでしまうことが稀に起こり得ます。可能性はかなり低いですが、その時は歯の神経の治療が必要です。

10,顎関節症

矯正治療は長期間に及びます(年単位)。その期間内に顎関節症状がでる場合があります。矯正治療との因果関係は証明されていませんが、治療を中断する可能性があります。

11,金属アレルギー

装置の多くは金属でできているため、金属アレルギーを引き起こすことがあります。初診時の問診で可能性が高い場合は皮膚科でパッチテストを行っていただいたり、マウスピース型の矯正装置をおすすめすることがあります。

12,歯の後戻り

矯正治療後は必ず保定装置を使用していただきます。特に治療後1年はしっかり使用できない場合、早期に後戻りが生じます。また、人の歯並びは一生動き続けるものです。長期的にみると治療した歯並びは少しずつ動き、崩れることがあります。


PEDIATRIC DENTISTRY


小児予防歯科について

診察・診療


お子さんのお口の現状を診察します

初めての歯医者さんで不安や緊張しているお子さんも大丈夫。パパやママと一緒に椅子に座ったり、練習しながらゆっくり進めます。今の歯の状態を確認して、歯の本数や、歯に汚れはついていないか、むし歯がないか、舌に異常はないか、等を確認します。フッ素を希望される方にはむし歯予防としてフッ素を塗ります。歯ならびに関しては日本矯正歯科学会認定医である院長と相談の上、最適な時期に最適な治療を提案いたします。

予防指導


診察をした上で、一人一人にあった予防の指導を行います

むし歯予防の指導として、歯磨きの仕方、食事の取り方、歯ブラシの選び方等をお話します。その他の予防指導としては、歯ならびが悪くならないように、正しい呼吸の仕方を得られるように、といった、その時の状況によって必要と思われるお話も行います。また、離乳食の食べ方、お口の周りの筋肉のトレーニング、やってはいけない普段の癖のお話など、日常生活で取り入れられる事もアドバイスしていきます。予防はむし歯だけにはとどまりません。笑顔が素敵なお子さんのお口を一緒に作りましょう。