お知らせ

2021.07.15

<治療終了>前歯のデコボコを治したい:通常のワイヤー


症例紹介 part36 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時24才女性。
2年半前の
2019年2月に
矯正相談にいらした患者さんです。

「前歯のデコボコを治したい」
ということで来院されました。

2019年2月に矯正相談
2019年3月4月に検査診断
2019年4月にマルチブラケット装置セット

2年3ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2019年2月)と装置撤去時(2021年7月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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この患者さんの「問題点」は
検査の結果

・骨格性の切端咬合
・右上2舌側転位(クロスバイト)
・上下正中の不一致

切端咬合は機能的な咬み合わせではありません。
実は奥歯に負担がかかっています。

左側の咬み合わせも上下犬歯の位置関係が悪く
これもまた機能的でなく、奥歯に負担がかかります。

将来的に健全な歯と顎関節を永く維持するために
・アンテリアガイダンス
・犬歯誘導
の確立を目標として
治療を行いました。

もちろん、患者さんが気になっている前歯のデコボコ、
審美性(見た目)も治療目標の一つです!

その目標達成のため、
上下左右の小臼歯4本の抜歯をしています。

マルチブラケット装着期間は 2年3ヶ月でした。
歯磨きも上手で、顎間ゴムの使用も協力的で
模範的な患者さんでした。

保定期間2年が始まりますが
頑張りましょう!

治療方法:上下左右小臼歯抜歯
使用装置:マルチブラケット装置

これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 60万(上下顎通常のワイヤー)
調整費 13.5万(0.5万x27回)
保定装置料 2万

<症例情報まとめ>
主訴 前歯部叢生
診断名 骨格性切端咬合
年齢 24歳
主な装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 右上4、左上5、下顎左右5
治療期間 2年3ヶ月
治療費  79.5万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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