症例紹介 part32 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは、初診時23才男性。
半年前の秋
2020年9月に
矯正相談にいらした患者さんです。
「上の前歯の隙間を閉じたい」
ということで来院されました。
2020年の9月に矯正相談
2020年9,10月に検査診断
2020年10月に上の前歯部のみマルチブラケット装置セット
5ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2020年9月)と装置撤去時(2021年2月)の写真です。
正面
下から
上あご
下あご
右側
左側
この患者さんの「問題点」は
検査の結果
・上顎前歯部空隙歯列(正中離開)
・上顎中切歯翼状捻転
だけでしたので
(奥歯の噛み合わせはそんなに問題ないレベル)
前歯部だけの部分矯正で対応可能でした。
恵まれていることに
下の前歯の並びも整っており
上下の前歯のサイズもバランスが良かったため
上顎の前歯部のみの部分矯正で対応可能でした。
6ヶ月以内の治療期間を想定して説明していましたが
(この3月末で転居の予定あり)
無事5ヶ月で装置撤去できました。
上顎の正中離開も「後戻り」しやすいので
保定は固定式の装置を使用してもらっています。
「奥歯の噛み合わせは問題ないレベル」
というのが部分矯正の適応条件ですが
費用は全額矯正よりは安くなりますので
是非、矯正相談でお問い合わせ下さい。
治療方法:非抜歯、下顎前歯部IPR
使用装置:マルチブラケット装置
これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 18万
調整費 3万(0.5万x6回)
保定装置料 1万
<症例情報まとめ>
主訴 上顎正中離開
診断名 上顎前歯部叢生、正中離開
年齢 23歳
主な装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 なし
治療期間 5ヶ月
治療費 26万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔