お知らせ

2021.03.09

<治療終了>下の前歯の歯並びが気になる:部分矯正(上下前歯部)


症例紹介 part31 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時20才男性。
1年前の春
2020年3月に
矯正相談にいらした患者さんです。

「下の前歯の歯並びが気なる」
「少しずつずれが大きくなっている」
ということで来院されました。

2020年の3月に矯正相談
2020年3月に検査診断
2020年4月に上下の前歯部のみマルチブラケット装置セット

10ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2020年3月)と装置撤去時(2021年2月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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この患者さんの「問題点」は
検査の結果

・上下顎前歯部叢生

だけでしたので
(奥歯の噛み合わせは何も問題ないレベル)
前歯部だけの部分矯正で対応可能でした。

ただし、
主訴は「下の前歯」のデコボコだけでしたので
上の前歯も綺麗に配列しないと
下顎の前歯も並べることができないことを
ご理解いただき
「上下」の前歯部の部分矯正を
行うことになりました。

6ヶ月〜1年の治療期間を想定して説明していましたが
無事10ヶ月で装置撤去できました。

下顎前歯部のデコボコは非常に「後戻り」しやすいので
IPR(歯のエナメル質を削ること)を行なって配列し
保定も固定式の装置を使用してもらっています。

「奥歯の噛み合わせは問題ないレベル」
というのが部分矯正の適応条件ですが
費用は全額矯正よりは安くなりますので
是非、矯正相談でお問い合わせ下さい。

治療方法:非抜歯、下顎前歯部IPR
使用装置:マルチブラケット装置

これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 36万
調整費 5.5万(0.5万x11回)
保定装置料 2万

<症例情報まとめ>
主訴 下顎前歯部叢生
診断名 上下顎前歯部叢生
年齢 20歳
主な装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 なし
治療期間 10ヶ月
治療費  47.5万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔