症例紹介 part36 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは、初診時24才女性。
2年半前の
2019年2月に
矯正相談にいらした患者さんです。
「前歯のデコボコを治したい」
ということで来院されました。
2019年2月に矯正相談
2019年3月4月に検査診断
2019年4月にマルチブラケット装置セット
2年3ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2019年2月)と装置撤去時(2021年7月)の写真です。
正面
下から
上あご
下あご
右側
左側
この患者さんの「問題点」は
検査の結果
・骨格性の切端咬合
・右上2舌側転位(クロスバイト)
・上下正中の不一致
切端咬合は機能的な咬み合わせではありません。
実は奥歯に負担がかかっています。
左側の咬み合わせも上下犬歯の位置関係が悪く
これもまた機能的でなく、奥歯に負担がかかります。
将来的に健全な歯と顎関節を永く維持するために
・アンテリアガイダンス
・犬歯誘導
の確立を目標として
治療を行いました。
もちろん、患者さんが気になっている前歯のデコボコ、
審美性(見た目)も治療目標の一つです!
その目標達成のため、
上下左右の小臼歯4本の抜歯をしています。
マルチブラケット装着期間は 2年3ヶ月でした。
歯磨きも上手で、顎間ゴムの使用も協力的で
模範的な患者さんでした。
保定期間2年が始まりますが
頑張りましょう!
治療方法:上下左右小臼歯抜歯
使用装置:マルチブラケット装置
これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 60万(上下顎通常のワイヤー)
調整費 13.5万(0.5万x27回)
保定装置料 2万
<症例情報まとめ>
主訴 前歯部叢生
診断名 骨格性切端咬合
年齢 24歳
主な装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 右上4、左上5、下顎左右5
治療期間 2年3ヶ月
治療費 79.5万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔