症例紹介 part31 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは、初診時20才男性。
1年前の春
2020年3月に
矯正相談にいらした患者さんです。
「下の前歯の歯並びが気なる」
「少しずつずれが大きくなっている」
ということで来院されました。
2020年の3月に矯正相談
2020年3月に検査診断
2020年4月に上下の前歯部のみマルチブラケット装置セット
10ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2020年3月)と装置撤去時(2021年2月)の写真です。
正面
下から
上あご
下あご
右側
左側
この患者さんの「問題点」は
検査の結果
・上下顎前歯部叢生
だけでしたので
(奥歯の噛み合わせは何も問題ないレベル)
前歯部だけの部分矯正で対応可能でした。
ただし、
主訴は「下の前歯」のデコボコだけでしたので
上の前歯も綺麗に配列しないと
下顎の前歯も並べることができないことを
ご理解いただき
「上下」の前歯部の部分矯正を
行うことになりました。
6ヶ月〜1年の治療期間を想定して説明していましたが
無事10ヶ月で装置撤去できました。
下顎前歯部のデコボコは非常に「後戻り」しやすいので
IPR(歯のエナメル質を削ること)を行なって配列し
保定も固定式の装置を使用してもらっています。
「奥歯の噛み合わせは問題ないレベル」
というのが部分矯正の適応条件ですが
費用は全額矯正よりは安くなりますので
是非、矯正相談でお問い合わせ下さい。
治療方法:非抜歯、下顎前歯部IPR
使用装置:マルチブラケット装置
これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 36万
調整費 5.5万(0.5万x11回)
保定装置料 2万
<症例情報まとめ>
主訴 下顎前歯部叢生
診断名 上下顎前歯部叢生
年齢 20歳
主な装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 なし
治療期間 10ヶ月
治療費 47.5万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔