こんにちは。
院長の生野です。
昨日は北海道矯正歯科学会に参加してきました。
毎年6月に開催されます。
特別講演といって著名な先生をお招きしてのお話を聞いたり、
主に大学の先生の研究の発表を聞いたりします。
特別講演は、
「成長期の矯正治療」をテーマにしたお話でした。
その中で
「歯科矯正学における研究結果は、
ほとんどが形態学的変化に関するものであり、
患者の視点とは異なっている。
臨床研究では、QOLや機能など他の視点も含めた
研究成果が必要である。」
「そして最近はそういう研究報告がかなり多くなっている」
という話がありました。
「確かにな〜」と思いました。
ついつい「顔貌や咬み合わせの美しさ」を目標にして
色々と治療を長引かせてしまいがちですが
患者さんのQOL(クオリティーオブライフ)を考えて、
相談して治療のゴールを決めていかねば!
と思いました。
「美しい形態=機能的である」
という事実は無視できない部分もあるのですが…
当院のコンセプト
「えがおで暮らす、仕組みを作る」
「きれいで健康的になったという結果だけではなく、
その過程も、いつも笑顔で」
忘れずに診療していきたいと思います。
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔