お知らせ

2017.12.12

歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)


こんにちは。
院長の生野です。

もうすでに札幌市内の小学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が
相次いでいると聞いております。

みなさん、お気をつけ下さい!
手洗いうがいはしっかりしましょう。

さて、先週の日曜日、
「歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド )」のセミナーに東京まで行ってきました。

「ムーシールド」開発者の柳澤先生のセミナーです。

当院でも「ムーシールド」を使って治療している患者さんが増えてきたので
知識の再確認!ということで。

ムーシールドは3歳から使用可能ということになっているので
小児予防担当の副院長も一緒にお勉強です。

「ムーシールド」は乳歯列期の反対咬合を治療する装置です。

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このようなマウスピースで
夜寝るときに装着します。

「ムーシールド」の次の3つの機能が反対咬合を治します。
・上唇の圧を排除
・唇閉鎖時に、オトガイ(顎の先端)部に過緊張を与える
・舌を挙上する

???…… 。
かもしれませんね。

どういうことかは、矯正相談にいらっしゃった時に詳しくお話させていただきます。

セミナーの中で、
乳歯列の反対咬合が永久歯に生え変わる時、
自然に治癒する確率、のデータを教えていただきました。

「6.4%」

だそうです。

逆に言えば、「93.6%」は自然には治らない、ということです。

やはり、3歳児検診で「反対咬合」を指摘されたら
治療をした方が良いということです。

ただし、
3歳だとなかなか装置を使うのが大変なので、
4歳、5歳からでも良い、
というのが当院の考えです。
永久歯に生え変わる時に、反対咬合が治っていれば十分なので。
焦る必要はありません!

あともうひとつ大事なことを再確認してきました。
「ムーシールド」で治らない反対咬合もやはり当然ですが、あるという事実。
そして、反対咬合は治っても叢生(歯のでこぼこ)は治せない可能性があるということ。

そうなんですよね。
だから当院でも、もちろん次なる治療方法も準備しております。
「反対咬合の治療」

反対咬合にも軽度のものと重度のものがあります。
3歳児検診で「反対咬合」を指摘されたらまずはご相談ください。

ムーシールドに関しては以下の公式ホームページも御覧ください。
「受け口ってなーに?」

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