お知らせ

2024.03.20

上の前歯のすきまを治したい:ホワイトワイヤー


症例紹介 part71です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、16才女性。

約2年前、
2022年1月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「上の前歯がすきっ歯」
「斜めに生えている下の歯が気になる」
それを治したい。
ということで来院されました。

2022年の1月に矯正相談
2022年3月4月に検査診断
2022年5月に上顎マルチブラケット装置セット
2022年11月に下顎マルチブラケット装置セット

1年9ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2022年3月)と装置撤去時(2024年2月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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問題点

・上顎正中離開
・過蓋咬合
・下顎臼歯部の舌側傾斜
・下顎前歯部叢生

治療方針

・非抜歯
・下顎臼歯部の頬側への up right

下顎にブラケットをつけることができない程
奥歯が舌側に傾斜していたため
Wアーチという装置を使ってまずは奥歯を
頬側に起こす(up right)ことを行いました。

過蓋咬合のため
上下とも前歯を圧下(沈み込む向き)させる必要があり
それには時間を要しました。
それでも非抜歯のため、2年以内に装置撤去できました。

写真をよく見るとわかるのですが
圧下量が多かったため(それでも2〜3mmですが)
上顎の前歯は歯冠長が短くなっていますね。
これは希望があれば歯肉切除で回復は可能です。

治療方法:非抜歯
使用装置:マルチブラケット装置
     Wアーチ
       
これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 62万
ホワイトワイヤー上顎 3.0万
調整費 11.5万(0.5万x21回)
保定装置料 3万

<症例情報まとめ>
主訴 上顎正中離開、下顎前歯部叢生
診断名 上顎正中離開、上下顎前歯部叢生
    過蓋咬合
主な装置 マルチブラケット装置
     Wアーチ  
抜歯部位 なし
治療期間 1年9ヶ月
治療費  83.5万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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