お知らせ

2022.02.22

上の前歯が出ているのを治したい:通常のワイヤー


症例紹介 part42 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時18才女性。
約4年前
2018年3月に
矯正相談にいらした患者さんです。

「上の前歯が出ているのを治したい」
ということで来院されました。

2018年3月に矯正相談
だいぶん悩まれたそうで
2019年2月4月に検査診断
事情により
2020年8月にマルチブラケット装置セット

1年5ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2019年2月)と装置撤去後(2022年1月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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この患者さんの「問題点」は
検査の結果

・上顎前突
・上顎前歯の唇側傾斜
・上顎空隙歯列(正中離開)
・過蓋咬合

治療計画としては

アンカースクリューを使用し、
上顎の奥歯の位置を変えずに(左側は1.0mm後方に移動し)
上顎前歯を後方に移動しながら空隙を閉鎖。
上下の前歯は垂直方向に圧下もさせる。

としました。

抜歯はしないのですが
垂直方向の歯の移動量が大きめなので
なかなか時間がかかるかもしれません
という説明で開始しました。

歯の動きは順調だったので
1年5ヶ月で無事装置を撤去できました。

上顎前歯の空隙が後戻りしやすいと考えられるため
canine to canine という固定式の保定装置を
装着していただいています。

治療方法:非抜歯
使用装置:マルチブラケット装置、アンカースクリュー

これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 60万(通常のワイヤー)
調整費 9万(0.5万x18回)
保定装置料 2万

<症例情報まとめ>
主訴 上顎前突 
診断名 上顎前突、上顎前歯の唇側傾斜、上顎空隙歯列
年齢 18歳
主な装置 マルチブラケット装置
     アンカースクリュー
抜歯部位 なし
治療期間 1年5ヶ月
治療費  75万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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