症例紹介 part30 です。
（患者さんに掲載の許可をいただいております）

この患者さんは、初診時13才女性。
3年前の秋
2018年9月に
矯正相談にいらした患者さんです。

「上下の前歯のデコボコを治したい」
ということで来院されました。

2018年の9月に矯正相談
2018年9月10月に検査診断
2018年11月にマルチブラケット装置セット

2年1ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時（2018年10月）と装置撤去時（2020年12月）の写真です。

正面

下から

上あご

下あご

右側

左側

この患者さんの「問題点」は
検査の結果

・上下顎前突（上下顎前歯の唇側傾斜）
・上顎前歯部叢生

なのですが

患者さんの「主訴（一番治したいところ）」は

・上下顎前歯叢生

このくらいの凸凹なら
歯を抜かないでなんとかしたい、
と本人・保護者とも思われていたのですが

小臼歯を抜歯して
前歯の位置を後方に移動させることで
横顔がスッキリ美しくなることをご理解いただき

上下左右４の抜歯
上下顎前歯4~5mm後方移動

という計画で治療させていただきました。

実際に前歯も唇も4~5mm後方移動が達成され
素敵な横顔になっていました！

保定も頑張りましょう！

このようなケースの場合
なんとか非抜歯で、
というのも「アリ」ではあるのですが
（程度にもよるのですが）

「横顔スッキリ、唇閉じやすく」を
「見た目」的にも「健康的観点」からも
オススメしております。

抜歯を無理強いすることはありませんので
ご安心下さい。

あくまでも提案して同意していただいた上で
治療方針は決定致します。

治療方法：上下顎左右４
使用装置：
マルチブラケット装置
ホールディングアーチ

これまでにかかった費用は
検査診断　3.5万
唾液検査　0.5万
装置料金　60万+6万 (上下ホワイトワイヤー）
調整費　12万（0.5万x24回）
保定装置料　2万

＜症例情報まとめ＞
主訴　上下顎前歯部叢生
診断名　上下顎前突、上顎前歯部叢生
年齢　13歳
主な装置　マルチブラケット装置、ホールディングアーチ
抜歯部位　 上下顎左右４
治療期間　2年1ヶ月
治療費　　84万＋税
リスク　歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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