お知らせ

2018.04.02

口腔機能発達不全症


こんにちは。院長の生野です。

2年に1度、「歯科診療報酬改定」というのがあります。
厚生労働省が歯科治療の保険点数を改定するのです。
要するに「この治療の費用はいくらですよ」というのを2年に1度見直すということです。

実は、昨日4月1日から改定されました。

昨日の午前中は歯科医師会で行われたその講習会にいってきました。

矯正歯科医として一番
「おっ」
と思ったのが
「口腔機能発達不全症」という病名が新たに新設され、
それを管理していく点数(費用)ができたことです。
「小児口腔機能管理加算(100点)」と言って、
診療報酬として1000円が我々歯科医院に支払われることになります。

「食べる(咀嚼機能・嚥下機能・食行動)」
「話す(構音機能)」
「その他(栄養・体格等)」の全17項目のうち、
2項目以上に問題がある15歳未満を
「口腔機能発達不全症」と定義し、
その中で咀嚼機能を含む3項目以上に問題があり
継続的に管理が必要な患者さんを管理した場合、
報酬(費用)をお支払いいただけるようです。

「食べる(咀嚼機能・嚥下機能・食行動)」
「話す(構音機能)」
「その他(栄養・体格等)」の全17項目
って何でしょう?

すべて書くのは大変なので割愛させていただきますが、
(次回以降の記事で書きます!たぶん…)
その項目に
「お口ポカン」(安静時に口唇閉鎖を認めない)や「口呼吸」
も含まれます。

実は、
当院の小児予防歯科部門では
その指導と管理を
『今までも』行っていました。
ある意味、「無料」で。

厚生労働省もやっと、その必要性を認めてくれたのですね!
よかった、よかった。

当院の小児予防部門では
「小児の健全な口腔機能の発達」を目指して診療しております。
気になることがございましたら、
歯が生えてきたら、0歳から受け入れておりますので是非御相談下さい。

*注意*
概ね6歳以降は矯正治療が必要な場合、
矯正治療は自由診療(保険外診療)で対応させていただいております。
よろしくお願い致します。

札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔