こんにちは。
院長の生野です。
11/2~11/7はお休みをいただいて
ベトナム歯科ボランティア(JAVDO)に参加してきました。
まず活動を行なった場所は
ベトナムの首都ハノイ
から
なんと
バスで9時間!
カオバン省のチュンカイン町
こちら↓
中国との国境には程近いところまで行ってきました。
活動した小学校は結構きれいでしたが
(空もきれい!)
「この町に歯医者さんはいない」とのことでした。
子供たちの口の中はというと…
なんとも悲惨な状態です…
(虫歯いっぱい、しかも残根だらけ)
*残根…歯の頭の部分は虫歯で崩壊してしまい、根っこのみ残っている状態
近年はこのような辺境の地であっても
お菓子やジュースは普通に手に入るため
歯磨き習慣がないと
そうなってしまうようです。
なぜ歯磨き習慣がなかったか?
と思われる方もいると思いますが、
昔は食生活が今のようではなかったため
歯磨きしなくても虫歯になりにくかったと考えられます。
活動内容としては、
・紙芝居で歯磨きの大切さを伝える
・ブラッシング指導
・治療(主に抜歯)
でした。
治療を繰り返しても
生活習慣が変わらないと
また新たな虫歯ができてしまいますので
今回の治療がどこまで
あのベトナムの子たちの役に立ったのかは
わかりませんが
「遠く日本から歯医者さんたちが来た!」
ということで
何人かの子供達が「歯」に興味を持って
将来のベトナムの歯科医療の発展に関わってくれればいいのかな
と思います。
(一緒に参加した先輩のお言葉をお借りしますが…私もそう思います)
この子供達の未来が明るいものになりますようにっ!
最後に
今回のボランティアチームの団長をはじめ、
一緒に参加された歯科医師、歯科衛生士、スタッフのみなさま
ものすごく上手に通訳をして下さったベトナム人スタッフのみなさま
私自身にとって大変貴重な体験になりました。
本当にありがとうございました。
この経験を生かして
また、今日から「矯正歯科egao」での活動(治療?)も頑張ります。
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔