症例紹介 part2 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは
「大人の前歯が反対に生えてきそう(元々子供の前歯が反対だった)」
ということで来院されました。
初診時(2016年10月)と1年後(2017年10月)の写真です。
上の前歯はまだ見えてきたばかりでわかりにくいですが、
上の2番目の歯(側切歯)は下の前歯より後ろにありました。
1年後、上の前歯(中切歯)は無事に下の前歯より前に並んでいます。
この患者さんは、骨格的に上顎の方が下顎より小さいという検査結果だったため、
「上顎前方牽引装置(フェイスマスク)」を使って治療をしました。
夜、寝る時にこれをつけてもらいます。
口の中には次のような取り外し可能な装置をつけてもらい、
先ほどのフェイスマスクからゴムを掛けてもらいます。
上顎の成長が促進され、次のような変化が起こりました。
右側
左側
印をつけたところの上下の位置関係が移動したのがわかりますか??
上下の第2乳臼歯の印をつけたところが一致するくらいが
上顎と下顎の前後的なバランスの取れた位置となります。
ほぼ正常な状態に近づいていますね。
これも1年間、ほとんど毎日忘れずに装置を使ってくれた
患者さん自身の頑張りによるものです。
成果が出ると治療も楽しくなりますね。
まだ治療は続きますが、一緒に頑張りましょう!
さて、似たような悩みを抱えていらっしゃいませんか?
歯並びはいつ相談するのが良いのか?
とよく聞かれますが、
「気になった時」とお答えしております。
どうぞお気軽にご相談下さい。
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