こんにちは。
院長の生野です。
当院のある「桑園」といえば、
この時期、大勢の人でにぎわうのが「札幌競馬場」です。
さて、みなさんはどのように馬券を買いますか?
パドックで馬、見ますよね?
ちなみに私もパドックに足を運びますが、
「うーん、この馬が艶が良さそうだな」
「でもこっちの馬の方が落ち着いてるし、ちゃんと走りそうだな」
「まー、よくわからんから、やっぱ好きな数字に…」
みたいな感じです。
そこで「馬の見極め」に参考になる面白い記事を見つけたので、ご紹介します。
(国立モンゴル医学科学大学歯学部小児歯科客員教授の岡崎好秀先生のコラムです)
『さて競走馬にまつわる歯の話題は数多い。
ウマ好きの方ならご存知だろうが,4歳馬と言えば競走馬にとって生涯一度のチャンス。
なにしろ皐月賞・ダービー・菊花賞などの大レ-スが控えている。
たった2・3分の間に,もてるパワーを爆発させる。
最高の状態で晴れ舞台に立てるよう,ちょっとした体調の変化も見逃せない。
ところでこの頃,歯の萌え代わりの時期である。
調教師は,食欲が落ちると,まず歯を診る。
萌え代わりで痛ければエサを食べない。
“歯がわりに当たって体調を崩した”と言われるほど,
食べられずに勝利を逸したケースは多い。
また歯の擦り減り方が不均一だと,鋭利な部分で粘膜を傷つける。
これもまた食欲に影響する。
そこで獣医に依頼し歯にヤスリをかけ,噛み合わせを調整する。
ウマも定期的に歯のチェックをしているのだ。
ここで調教師から聞いたウマの見分け方を披露しよう。
まず前歯を見る。
ウマは前歯で短い草を引き抜いて食べるため,
先どうしが当たっているのが良いという。
この様な噛み合わせをしているウマが,食欲旺盛だと言う。
次にアゴの張ったウマが良い。
アゴが発達していることは,歯がよくて何でも噛んで健康とされている。』
だそうです。
そんな見極め方があったなんて!
とりあえず、次回からはパドックで
馬の前歯!
見てみます!
顎の張りも確かめます!
さて、では話を「ヒト」に戻します。
「ヒト」の歯の矯正治療は
単にモノをよく噛むという咀嚼のためだけでなく、
全身の健康や、記憶力の向上、
「運動能力の改善」
にも必要だというエピソードです。
4つのオリンピックで9個の金メダル獲得という
伝説の「カールルイス」も矯正治療をしていました。
1988年のソウルオリンピック開催当時、27歳のカールルイスはまさしく絶頂期。
数々の世界記録に挑戦する直前から矯正治療をしたようです。
その理由は、「自分の力を最大限に引き出すため」だそうです。
ちなみに地元ネタで
2000年にコンサドーレ札幌に所属していた「エメルソン」も
2004年、浦和レッズで得点王になった時、矯正治療していました。
今から13年も前ですが、白いワイヤーっぽいですね。
スポーツマンの学生の皆様、ぜひ矯正治療で自分の力を引き出して見ませんか!
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