お知らせ

2017.08.07

むし歯をつくらないための、とっておきのお話


みなさんこんにちは☀️
受付の黒川です🌻
今日も日差しのあつーい日ですね
毎日、日傘が手放せません…

さて、今回のタイトル
“むし歯をつくらないための、とっておきのお話”
前編・後編の2部に渡ってお届けしたいと思います。

前編の本日は、【むし歯のしくみ・原因】です

よく、むし歯で歯が溶けるといいますが、
どうして溶けちゃうのでしょう?
甘いものを食べ過ぎると、よくむし歯になると言われたりもしますよね。 

実は、歯が溶ける原因は、むし歯菌などによって出される “酸”なんです。
この“酸”が歯の成分を溶かし、歯を弱らせ、むし歯にしてしまうんです!‼︎
むし歯菌は、甘いもの(砂糖・糖分)が大好き。
砂糖や糖分を食べて、歯を溶かす原因の酸を作り出します。
下の絵では、“酸”のせいで、歯に必要な栄養が逃げ出してしまいました。

では、次に、この“むし歯菌”はどこにいるのでしょう?
きっと、みなさんも一度は “プラーク” って言葉を聞いたことがあると思います。
“プラーク”というのは、【歯垢】とも言われており、お口の中に残った
食べかすに含まれる成分を栄養源にし、繁殖します。
そんな訳で、ご飯を食べた後に、歯磨きをサボってしまうと、
むし歯菌にとって、この上ないパラダイスとなってしまうんです😱

こんな事実を知ってしまうと…歯磨きの大事さがよ〜くわかりますよね!!!

そして、歯を溶かすのはむし歯菌だけではありません。
プラークが出す酸の他にもう一つ、飲食物による“酸”があります。
酸性度の高い食べ物や飲み物にも注意が必要です。

代表的な物を挙げると、飲み物では、コーラ、栄養ドリンク、スポーツドリンク、果実ジュース、梅酒は酸性度が高いと言われています。
この事実を知ってから、そういえば、小さい頃のお友達にコーラが大好きな子がいて歯が溶けてきたと言ってたのを思い出しました。今でも覚えていますが、本当に溶けていました。子供ながらに、衝撃を受けたのを覚えています。

DSC_0182

でもでも、こんなに暑い日が続くと、ジュースを無性に飲みたくなる時もありますよね
だから、絶対に飲んじゃいけません!とは言いませんが、摂取するタイミングを考えてほしいなぁと思います。
(さやか先生も小児予防でいらっしゃったママさんにお話ししています😊)

食事や間食の回数が多いと、常にお口の中は、酸性状態をキープしてしまいます。
これでは、歯は溶ける一方です。唾液の中に含まれる成分が、せっかく修復作業をしようとしても追いつかなくなってしまいます。(後編で、唾液のチカラについては詳しくお話しますね。)
規則正しい食生活もむし歯を作らない第一歩となることをぜひ覚えておいてくださいね❤️

次回は、後編🌼唾液が持つチカラ&むし歯を作らないポイントについてお話ししまーす♪