こんにちは。
院長の生野です。
この一週間、たまたまかも知れませんが
『永久歯の数が足りない』患者さんに
よくお会いしましたので今日はその話です。
皆さんは、永久歯の数ご存知ですか?
親知らずを除いて28本です。
ここまでは知っている方がほとんどかも知れませんね?
では、『永久歯の数が足りない子』は何人に一人くらいの割合でいるかご存知ですか?
正解は、 10人に1人です。
結構多いですよね、30人のクラスだったら3人は永久歯が足りないのです。
どうやって調べたの?というところが気になる方もいると思います。
実際には15544人中1568人に永久歯の欠損があったという報告を
今から7年前の2010年に日本小児歯科学会が発表しています。
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspd/48/1/48_29/_article/-char/ja/)
この研究は日本の7つの大学が参加しましたが、私の母校、北海道大学も参加しており、
北海道大学だけのデータ(おそらく北海道民のデータが多い)でもぴったり10.0%となっています。
残念ながら先天性欠如歯があると噛み合わせに悪い影響を与えることが多いです。
実際に矯正治療を始めるのは永久歯が生え変わった12歳以降ということもあるのですが、
まずは7歳くらいまでに一度、永久歯の数をレントゲンで確認してみることをオススメします。
当院で確かめることも、もちろん可能です。
もし先天性欠如が見つかった場合、
今後どういうことが考えられるか?
どういうことをすべきか?
わかりやすくお話しいたします!
うちの子、歯がなかなか生え変わらないな、
なんてことがありましたらお気軽にご相談ください!
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔