お知らせ

2025.08.27

前歯が大きく出ているのを治したい:通常のワイヤー


症例紹介 part111 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時28才女性。
約3年前、
2022年7月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「前歯が大きく出ている」
「上下の凸凹気になる」
ということで来院されました。

2022年7月に矯正相談
2022年8月9月に検査診断
2022年11月に上顎マルチブラケット装置セット
2022年12月に下顎マルチブラケット装置セット

2年7ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2022年11月)と装置撤去時(2025年6月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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問題点
・骨格的上顎前突
・上下顎前歯部叢生
・下顎前歯唇側傾斜

治療方針:
・上下顎左右4抜歯
・上顎左右臼歯部に固定源としてトランスパラタルアーチ
・下顎前歯部IPR

治療方法:
・上下顎左右第一小臼歯抜歯

使用装置:上下顎マルチブラケット装置
     トランスパラタルアーチ
     アンカースクリュー
    
治療前の上下の奥歯の前後的な咬み合わせは良好だったため
固定源としてトランスパラタルアーチを選択しました。

治療開始1年で、やや下顎の後退を認め(顎位の変化?)
上顎前突が残る可能性が出てきました。
ここで改めて説明を聞いていただき
上顎にアンカースクリューを追加することにしました。

おかげさまで緊密な咬み合わせを達成することができました。
(装置装着2年4ヶ月)
保定も頑張りましょう。

治療中に計画の変更が必要となることもたまにございます。
その際はご説明を行いますので柔軟に対応していただけますと
非常に助かります。

これまでにかかった費用は
検査診断 4.0万
唾液検査 0.5万
装置料金 62万
アンカースクリュー2本 3.0万
調整費 16.5万(0.5万x33回)
保定装置料 3万

<症例情報まとめ>
主訴  上顎前突、叢生
診断名 上顎前突、叢生、下顎前歯唇側傾斜
主な装置 上下顎マルチブラケット装置
     トランスパラタルアーチ
     アンカースクリュー
抜歯部位 上下顎左右第一小臼歯
治療期間 2年7ヶ月
治療費  89万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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