お知らせ

2025.07.03

前歯が出ていて唇が閉じにくい:通常のワイヤー


症例紹介 part107 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時19才女性。
約3年前、
2022年9月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「前歯が出ていて唇が閉じづらいのが気になる」
「下の歯のデコボコも気になる」
ということで来院されました。

2022年の9月に矯正相談
2022年10月11月に検査診断
2023年2月に上顎マルチブラケット装置セット
2023年3月に下顎マルチブラケット装置セット

1年11ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2022年10月)と装置撤去時(2025年1月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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問題点
・上下顎前突
・叢生
・歯が大きい

治療方針:
・上下左右4抜歯
・下顎前歯 4.0mm 後退
・上顎前歯 8.0mm 後退
・固定源としてトランスパラタルアーチ
・必要に応じてアンカースクリュー

治療方法:
・上下顎左右第一小臼歯抜歯

使用装置:上下顎マルチブラケット装置
     トランスパラタルアーチ

上顎前歯部の後退量の目標を大きくしたので
アンカースクリューの使用を途中でご提案しましたが
顎間ゴム(2級ゴム)でがんばりたいとのご意向でしたので
アンカースクリューは使いませんでした。

顎間ゴムの使用状況は良好で
無事に1年11ヶ月で装置を撤去できました。

保定も頑張りましょう。

これまでにかかった費用は
検査診断 4.0万
唾液検査 0.5万
装置料金 62万
調整費 11.5万(0.5万x23回)
保定装置料 3万

<症例情報まとめ>
主訴  上下顎前突、下顎前歯部叢生
診断名 上下顎前突、叢生
主な装置 マルチブラケット装置
     トランスパラタルアーチ
抜歯部位 上下顎左右第一小臼歯
治療期間 1年11ヶ月
治療費  81.0万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔