症例紹介 part77です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは、初診時41才男性。
約3年半前、
2020年10月
に矯正相談にいらした患者さんです。
「右上の2番目の歯と下の前歯が気になる」
ということで来院されました。
2020年10月に矯正相談
2020年10月12月に検査診断
2021年1月に上顎リンガルアーチセット
2021年4月に下顎リンガルブラケット装置セット
2021年6月に上顎リンガルブラケット装置セット
3年4ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2020年10月)と装置撤去時(2024年4月)の写真です。
正面
下から
上あご
下あご
右側
左側
問題点
・上下前歯部叢生
・右上2の口蓋側転位
・右上5シザーズバイト
治療方針:
抜歯を行い、叢生をほどく
上顎はアンカースクリューで加強固定
上顎前歯1.0mm後退、下顎前歯1.5mm後退
治療方法:
・上下左右4抜歯
・上顎の加強固定にアンカースクリュー
・リンガルブラケット矯正装置
使用装置:上下顎リンガルブラケット装置
上顎リンガルアーチ
アンカースクリュー
叢生量が大きく、色々工夫が必要でした。
上顎開始 3ヶ月
上顎開始 5ヶ月
上顎開始 8ヶ月
下顎開始
下顎開始 4ヶ月
下顎開始 6ヶ月
空隙閉鎖のスピードがゆっくりしていたので
3年以上かかってしまいましたが
無事に機能的な咬合を達成できました。
保定も頑張りましょう!
これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 92万
アンカースクリュー 3万
調整費 22.8万(0.6万x38回)
保定装置料 3万
<症例情報まとめ>
主訴 上下顎前歯部叢生
診断名 上下顎前歯部叢生
主な装置 リンガルブラケット装置、リンガルアーチ
アンカースクリュー
抜歯部位 上下左右第一小臼歯
治療期間 3年4ヶ月
治療費 124.8万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔