症例紹介 part75 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは、初診時21才女性。
約1年前の夏
2023年8月に
矯正相談にいらした患者さんです。
「上の前歯を揃えたい」
ということで来院されました。
2023年8月に矯正相談
2023年8月9月に検査診断
2023年10月にインビザライン開始
6ヶ月後の2024年4月に
インビザライン終了、
保定を開始しました。
上から順に
・初診時(2023年8月)
・終了時(2024年4月,アライナー20枚終了後)
の写真です。
正面
下から
上あご
下あご
右側
左側
この患者さんの「問題点」は
検査の結果
・上顎前歯の叢生
のみでした。
通常矯正治療は上下顎とも
治療することがほとんどですが
今回は下顎は動かす必要がない
と診断したため
上顎のみの治療としました。
患者様の希望によりアライナー(マウスピース型矯正装置)
による治療を行いました。
20枚のアライナーを使用し、
1週間ごとにアライナーを新しいものに交換
というスケジュールで行ないました。
左上2番(側切歯)が10枚目くらいから
アライナーとの適合が悪くなりましたが
小さなゴムを使っていただき
追加アライナーなしで終了することができました。
治療方法:非抜歯、IPR、顎内ゴム
使用装置:マウスピース型カスタムメイド矯正装置
(インビザライン)
これまでにかかった費用は
検査診断 4.0万
唾液検査 0.5万
装置料金 65万(インビザライン)
調整費 0.5万x5回
保定装置料 3万
<症例情報まとめ>
主訴 上顎前歯部叢生
診断名 上顎前歯部叢生
年齢 21歳
主な装置 マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)
抜歯部位 なし
治療期間 6ヶ月
治療費 75万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
*マウスピース型矯正装置(インビザライン)は
医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
*マウスピース型矯正装置(インビザライン)は
米国アライン・テクノロジー社の製品であり、
インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。
*国内にもマウスピース型矯正装置として
医療品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
*マウスピース型矯正装置(インビザライン)は
1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
*マウスピース型矯正装置(インビザライン)は
完成物薬機法対象外の矯正装置であり、
承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
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