症例紹介 part19 です。
（患者さんに掲載の許可をいただいております）

この患者さんは、28才女性。
約3年前、
2016年10月(開院してすぐ！）
に矯正相談にいらした患者さんです。

「上の前歯が前に出ているのが気になる」
ということで来院されました。

2016年の10月に矯正相談
10月11月で検査診断
2016年12月にマルチブラケット装置セット

2年7ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
（途中、2018年10月に結婚式のために一度装置を撤去しています。）

初診時（2016年10月）と装置撤去後5ヶ月（2019年12月）の写真です。
＊2019年7月にブラケット撤去しましたが、
訳あってその後来院できず、
5ヶ月ぶりに来院された時の写真です。

正面

下から

上あご

下あご

右側

左側

問題点
・上下前歯のでこぼこ
・上顎前突
・前歯部開咬

それらの問題点を改善するために、
上顎左右第一小臼歯抜歯、
右下第一大臼歯近心根抜歯（根っこの病気だったため）、
左下第一大臼歯近心削合（補綴物）、
下の前歯はIPRを行なっています。
上顎前歯を後方に十分下げるための固定源として
歯科矯正用アンカースクリューも使用しています。

まだ下顎左右第一大臼歯は仮歯ですが、
前歯部はしっかりと咬合し
上顎前突も改善できました。

保定も頑張りましょう。

治療方法：上顎左右第一小臼歯抜歯、下顎前歯部IPR
使用装置：マルチブラケット装置、歯科矯正用アンカースクリュー

これまでにかかった費用は
検査診断　3.5万
唾液検査　0.5万
装置料金　60万
ホワイトワイヤー　6万
歯科矯正用アンカースクリュー　3万(1.5×2本）
調整費　15万（0.5万x30回）
保定装置料　2万

＜症例情報まとめ＞
主訴　上顎前突
診断名　上顎前突、開咬、前歯部叢生
年齢　28歳
主な装置　マルチブラケット装置（ホワイトワイヤー）歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位　上顎左右第一小臼歯
治療期間　2年7ヶ月
治療費　　90万＋税
リスク　歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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