症例紹介 part120です。
（患者さんに掲載の許可をいただいております）

この患者さんは、初診時24才女性。
約2年半前、
2023年6月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「歯のガタつきが気になる」
ということで来院されました。

2023年6月に矯正相談
2023年7月8月に検査診断
2023年9月にリンガルアーチセット
　　　　　　上顎マルチブラケット装置セット
2024年1月に下顎マルチブラケット装置セット

2年0ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時（2023年7月）と装置撤去時（2025年9月）の写真です。

正面

下から

上あご

下あご

右側

左側

問題点
・叢生
・上下前歯の唇側傾斜（上下顎前突）
・右上側切歯の口蓋側転位
・左上中切歯が失活歯

治療方針：
・上下左右４抜歯
・上下前歯の4.0mm後退
・右上２の唇側移動および臼歯の固定源としてリンガルアーチ

治療方法：
・上下左右第一小臼歯抜歯

使用装置：上顎リンガルアーチ
　　　　　上顎マルチブラケット装置
　　　　　下顎マルチブラケット装置
　　　　
とても順調に進んだ印象の症例でした。
4ヵ月間の顎間ゴムの使用にも
とても積極的にご協力いただきました。

左上の前歯が失活歯でやや変色しているので
ホワイトニングの処置で
綺麗にすることを検討中です。

保定も頑張りましょう。

これまでにかかった費用は
検査診断　4.0万
唾液検査　0.5万
装置料金 62万
ホワイトワイヤー（上顎）3.0万
調整費　13.5万（0.5万x27回）
保定装置料　3万

＜症例情報まとめ＞
主訴　　叢生
診断名　叢生、上下顎前突
主な装置　上顎リンガルアーチ
　　　　　上顎マルチブラケット装置
　　　　　下顎マルチブラケット装置
抜歯部位　上下左右第一小臼歯
治療期間　2年0ヶ月
治療費　 86万＋税
リスク　歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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