症例紹介 part103 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは、初診時23女性。
約3年前、
2022年6月
に矯正相談にいらした患者さんです。
「前歯が咬み合わず隙間がかなり空いている」
ということで来院されました。
2022年の6月に矯正相談
2022年6月,8月に検査診断
2022年10月に上顎マルチブラケット装置セット
2022年11月に下顎リンガルブラケット装置セット
2年4ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2022年6月)と装置撤去時(2025年2月)の写真です。
正面
下から
上あご
下あご
右側
左側
問題点
・前歯部開咬
・下顎骨の後方回転
・歯の大きさの過大
治療方針:
・上顎左右4、下顎左右5抜歯
・上顎臼歯の圧下および前歯の後方移動
の固定源としてアンカースクリューを使用
治療方法:
・上顎左右第一小臼歯抜歯
・下顎左右第二小臼歯抜歯
使用装置:上下顎マルチブラケット装置
アンカースクリュー
トランスパラタルアーチ
矯正治療中の
2024年5月に出産されましたが
4月〜6月の3ヶ月間は
矯正治療の通院を一度中断し
その後また復帰して通院していただきました。
ちなみにその1年前の
2023年4月〜6月は結婚式前撮り・結婚式本番等で
上顎の前歯のブラケットを一度撤去されています。
それでも2年4ヶ月で装置撤去できました。
顎間ゴムに数ヶ月間
真面目にご協力いただき
ありがとうございました。
保定も頑張りましょう。
これまでにかかった費用は
検査診断 4.0万
唾液検査 0.5万
装置料金 62万
ホワイトワイヤー上顎 3万
アンカースクリュー3本 4.5万
調整費 13万(0.5万x26回)
保定装置料 3万
<症例情報まとめ>
主訴 前歯部開咬
診断名 骨格性前歯部開咬
主な装置 マルチブラケット装置、アンカースクリュー
トランスパラタルアーチ
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯、下顎左右第二小臼歯
治療期間 2年4ヶ月
治療費 90万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
札幌 桑園 矯正歯科egao 笑顔