お知らせ

2025.02.01

上の前歯が出ていて唇を閉じにくいのを治したい:通常のワイヤー


症例紹介 part99 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時23才女性。

約2年半前、
2022年6月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「上の前歯が出ていて唇を閉じにくいのを治したい」
「上下のガタツキを治したい」
ということで来院されました。

2022年の6月に矯正相談
2022年8月,9月に検査診断
2022年10月に上顎マルチブラケット装置セット
2022年11月に下顎マルチブラケット装置セット

2年0ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2022年6月)と装置撤去時(2024年10月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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問題点
・骨格的上顎前突
・下顎骨の左方偏位
・上顎前歯部叢生
・左下3埋伏、左下C晩期残存

治療方針:
・上顎左右4抜歯
・右下4抜歯
・晩期残存の左下C抜歯(埋伏3はそのまま)
・左上に固定源としてアンカースクリュー

治療方法:
・上顎左右第一小臼歯抜歯
・右下第一小臼歯抜歯
・左下乳犬歯抜歯

使用装置:上下顎マルチブラケット装置
      アンカースクリュー

上下の中心のずれが大きく
中心が合わない可能性はお伝えして
治療が開始しましたが
患者さんの協力性も非常に良く
良い咬み合わせを達成することができました。

保定治療開始とともに
転居のため転院されますが
保定も引き続き頑張って下さい。

これまでにかかった費用は
検査診断 4.0万
唾液検査 0.5万
装置料金 62万
アンカースクリュー 1.5万
調整費 12万(0.5万x24回)
保定装置料 3万

<症例情報まとめ>
主訴  上顎前突、上下顎前歯部叢生
診断名 上下顎前歯部叢生、骨格性の上顎前突、下顎骨の左方偏位
主な装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯、右下第一小臼歯、左下乳犬歯
治療期間 2年0ヶ月
治療費  83万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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