症例紹介 part97 です。
（患者さんに掲載の許可をいただいております）

この患者さんは、初診時26才女性。
現役の歯科衛生士さんです。

約2年前、
2022年9月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「前歯が出ているのを治したい」
「歯列のガタガタを治したい」
ということで来院されました。

2022年の9月に矯正相談
2022年9月,10月に検査診断
2022年11月に上顎マルチブラケット装置セット
2023年1月に下顎マルチブラケット装置セット

2年1ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時（2022年3月）と装置撤去時（2024年7月）の写真です。

正面

下から

上あご

下あご

右側

左側

問題点
・骨格的上顎前突（下顎骨の劣成長）
・叢生

治療方針：
・上顎左右４抜歯
・下顎左右５抜歯
・下顎前歯3.0mm後退
・上顎前歯7.5mm後退
・上顎の固定源にアンカースクリューを使用する
　（口蓋側壁）

治療方法：
・上顎左右第一小臼歯抜歯
・下顎左右第二小臼歯抜歯

使用装置：上下顎マルチブラケット装置
　　　　　アンカースクリュー
　　　　　
お見せできないのですが
口元が5mm程度後方に下がり
横顔の雰囲気が変わり
スッキリ素敵になりました。

顎間ゴムも積極的にご協力いただき
目標の約２年で終えることができました。

保定も頑張りましょう。

これまでにかかった費用は
検査診断　4.0万
唾液検査　0.5万
装置料金　62万
ホワイトワイヤー　3万
アンカースクリュー　2本　3万
調整費　13.5万（0.5万x27回）
保定装置料　3万

＜症例情報まとめ＞
主訴　　上顎前突、叢生
診断名　上顎前突、叢生
主な装置　マルチブラケット装置、アンカースクリュー
抜歯部位　上顎左右第一小臼歯
　　　　　下顎左右第二小臼歯
治療期間　2年1ヶ月
治療費　　89万＋税
リスク　歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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