お知らせ

2024.12.29

八重歯と奥歯の咬み合わせを治したい:通常のワイヤー


症例紹介 part96 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時12才女性。

約3年前、
2022年1月
当院で2期治療を開始した患者さんです。
(正確には1期治療+2期治療6ヶ月を出張先で行い、当院に転院した患者さまです)

2022年1月,2月に検査診断
2022年3月に上顎マルチブラケット装置セット
2023年1月に下顎マルチブラケット装置セット

2年5ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

治療開始6ヶ月(2022年9月)と装置撤去時(2024年8月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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問題点
・上下顎前歯部叢生
・上顎左右7頬側転位

治療方針:
・上下左右4抜歯
・下顎前歯2.0mm後退
・上顎前歯2.0mm後退
・上顎左右7の頬側転位はリンガルアーチも併用し治療

治療方法:
・上顎左右第一小臼歯抜歯

使用装置:上下顎マルチブラケット装置
     リンガルアーチ
     
1期治療を終え、
12歳臼歯(第二大臼歯)の萌出を
経過観察していましたが
大きく頬側に転位して萌出したため
抜歯を伴う2期治療に進むことを
おすすめし、承諾されました。

抜歯はみなさん嫌がりますが
しっかりした綺麗な歯並びを
獲得するために必要な場合も多くあります。

抜歯して得られた「機能的」で「美しい」咬合は
将来、抜歯されなかったその他の歯の
寿命を長くすることに寄与します。

保定も頑張りましょう!

これまでにかかった費用(2期,1期別途)は
検査診断 3.0万
装置料金 30万
調整費 14.0万(0.5万x28回)
保定装置料 3万

<症例情報まとめ>
主訴  上下顎前歯部叢生、上顎第二大臼歯頬側転位
診断名 上下顎前歯部叢生、上顎第二大臼歯頬側転位
主な装置 マルチブラケット装置、リンガルアーチ
抜歯部位 上下左右第一小臼歯
治療期間 2年5ヶ月
治療費  50万+税(2期、1期別途)
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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