症例紹介 part95 です。
（患者さんに掲載の許可をいただいております）

この患者さんは、初診時17才男性。

約2年半前、
2022年8月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「上の前歯が前に出ているのを治したい」
「歯列の乱れを治したい」
ということで来院されました。

2022年の8月に矯正相談
2022年8月,10月に検査診断
2022年12月に上顎マルチブラケット装置セット
2023年6月に下顎マルチブラケット装置セット

1年10ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時（2022年8月）と装置撤去時（2024年10月）の写真です。

正面

下から

上あご

下あご

右側

左側

問題点
・骨格的上顎前突（下顎骨の劣成長）
・上下顎前歯唇側傾斜
・上下顎前歯部叢生

治療方針：
・上顎左右４抜歯
・下顎前歯部IPR
・下顎前歯　前後的位置変えず
・上顎前歯8.0mm後退
・上顎の固定源にアンカースクリューを使用する
　（口蓋正中）

治療方法：
・上顎左右第一小臼歯抜歯
・下顎前歯部IPR

使用装置：上下顎マルチブラケット装置
　　　　　アンカースクリュー
　　　　　トランスパラタルアーチ
　　　
10代で歯の動きも早く
抜歯症例ですが
2年弱で終えることができました。　　

保定も頑張りましょう。

これまでにかかった費用は
検査診断　4.0万
唾液検査　0.5万
装置料金　62万
アンカースクリュー　2本　3万
調整費　11.5万（0.5万x23回）
保定装置料　3万

＜症例情報まとめ＞
主訴　　上顎前突、叢生
診断名　上顎前突、叢生
主な装置　マルチブラケット装置、アンカースクリュー
　　　　　トランスパラタルアーチ
抜歯部位　上顎左右第一小臼歯
治療期間　1年10ヶ月
治療費　　84万＋税
リスク　歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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