お知らせ

2024.09.29

下の前歯4本のガタガタを治したい:ホワイトワイヤー


症例紹介 part87 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時33才男性。

約2年半前、
2022年3月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「下の前歯4本のガタガタを治したい」
「全体的に治したい」
ということで来院されました。

2022年の3月に矯正相談
2022年3月,4月に検査診断
2022年5月に上顎マルチブラケット装置セット
2022年7月に下顎マルチブラケット装置セット

2年2ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2022年4月)と装置撤去時(2024年7月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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問題点
・上下前歯部叢生
・右上3低位唇側転位(外傷により破折)
・下顎骨の軽度左方偏位

治療方針:
・右上3、左上4抜歯
・右下4、左下5抜歯
・右上8抜歯
・上顎前歯は5.0mm後方に移動する
・下顎前歯は2.0mm後方に移動する
・左上の固定源にアンカースクリューを使用する

治療方法:
・右上犬歯、左上第一小臼歯抜歯
・右下第一小臼歯、左下第二小臼歯抜歯

使用装置:上下顎マルチブラケット装置
     アンカースクリュー
     
右上犬歯は歯冠が破折していた(修復ずみ)
ので抜歯として
右上犬歯部には代わりに第一小臼歯を配列しました。

2年ちょっとで
機能的な咬合を達成できました。
保定も頑張りましょう。

これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 62万
ホワイトワイヤー(上顎のみ) 3万
アンカースクリュー 1本 1.5万
調整費 14万(0.5万x28回)
保定装置料 3万

<症例情報まとめ>
主訴  下顎前歯叢生
診断名 上下顎前歯部叢生、左上犬歯低位唇側転位
主な装置 マルチブラケット装置、アンカースクリュー
抜歯部位 右上犬歯、左上第一小臼歯
     右下第一小臼歯、左下第二小臼歯
治療期間 2年2ヶ月
治療費  87.5万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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