お知らせ

2024.07.21

上下の前歯を揃えたい:前歯部の部分矯正


症例紹介 part84 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時28才男性。

約1年前、
2023年4月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「上下の前歯が出ているのを揃えたい」
ということで来院されました。

2023年の4月に矯正相談
2023年4月,5月に検査診断
2023年6月に上顎マルチブラケット装置セット
2023年7月に下顎マルチブラケット装置セット

1年0ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2023年4月)と装置撤去時(2024年6月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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問題点:
・上下顎前歯部叢生

治療方針:
前歯のでこぼこを非抜歯で揃える
上下前歯の前後的位置は変えないため
抜歯しない代わりにIPRを行う

治療方法:
・非抜歯
・IPR
・上下前歯部(3−3)までの部分矯正

使用装置:上下顎マルチブラケット装置
     
前歯のでこぼこの量は多めだったのですが
・奥歯の咬合が完璧であること
・前歯の傾きが概ね平均の範囲内
・口元の突出感がない
以上のことから
抜歯せずにIPRでスペースを確保し
叢生を改善することにしました。

誰もが前歯部だけの矯正治療(部分矯正)
の適応となるわけではないのですが
こういうケースもそれなりにあります。

6ヶ月〜1年とお話しして矯正治療を開始しましたが
ギリギリちょうど1年0ヶ月で
前歯をしっかり整えることができました。

右上の前歯は失活歯なので(神経が死んでいる)
矯正と並行してホワイトニングを施術しています。

これまでにかかった費用は
検査診断 4万
唾液検査 0.5万
装置料金 36万
調整費 6.5万(0.5万x13回)
保定装置料 3万

<症例情報まとめ>
主訴  上下顎前歯部叢生
診断名 上下顎前歯部叢生
主な装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 なし
治療期間 1年0ヶ月
治療費  50万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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