症例紹介 part78 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)
この患者さんは、初診時23才女性。
約3年前の夏
2021年10月に
矯正相談にいらした患者さんです。
「上下の前歯の重なりが歯磨きしにくいので治したい」
ということで来院されました。
2021年10月に矯正相談
2023年1月3月に検査診断
2023年3月にインビザライン開始
1年1ヶ月後の2024年4月に
インビザライン終了、
保定を開始しました。
上から順に
・初診時(2023年1月)
・終了時(2024年4月,アライナー24枚+13枚終了後)
の写真です。
正面
下から
上あご
下あご
右側
左側
この患者さんの「問題点」は
検査の結果
・上下顎前歯の叢生
・骨格性下顎前突
・下顎骨の左方偏位
でした。
患者様の希望によりアライナー(マウスピース型矯正装置)
による治療を行いました。
24枚のアライナーを使用し、
1週間ごとにアライナーを新しいものに交換
というスケジュールで行ないました。
24枚使い終わった時点で
アライナーの適合は良好でしたが
・左側臼歯部が咬んでいない
・正中が合っていない
などの問題点が残ったため
追加アライナー13枚を使用しました。
顎間ゴムを併用して約1年で終了しました。
治療方法:非抜歯、IPR、顎間ゴム
使用装置:マウスピース型カスタムメイド矯正装置
(インビザライン)
これまでにかかった費用は
検査診断 4.0万
唾液検査 0.5万
装置料金 85万(インビザライン)
調整料 0.5万x8回
観察料 0.3万x3回
保定装置料 3万
<症例情報まとめ>
主訴 上下顎前歯部叢生
診断名 上下顎前歯部叢生、骨格性下顎前突、下顎の左方偏位
年齢 23歳
主な装置 マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)
抜歯部位 なし
治療期間 1年1ヶ月
治療費 97.3万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
*マウスピース型矯正装置(インビザライン)は
医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
*マウスピース型矯正装置(インビザライン)は
米国アライン・テクノロジー社の製品であり、
インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。
*国内にもマウスピース型矯正装置として
医療品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
*マウスピース型矯正装置(インビザライン)は
1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
*マウスピース型矯正装置(インビザライン)は
完成物薬機法対象外の矯正装置であり、
承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
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