お知らせ

2024.07.08

右上の2番目の歯と下の前歯が気になる:リンガルブラケット矯正


症例紹介 part77です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時41才男性。

約3年半前、
2020年10月
に矯正相談にいらした患者さんです。

「右上の2番目の歯と下の前歯が気になる」
ということで来院されました。

2020年10月に矯正相談
2020年10月12月に検査診断
2021年1月に上顎リンガルアーチセット
2021年4月に下顎リンガルブラケット装置セット
2021年6月に上顎リンガルブラケット装置セット

3年4ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2020年10月)と装置撤去時(2024年4月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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問題点
・上下前歯部叢生
・右上2の口蓋側転位
・右上5シザーズバイト

治療方針:
抜歯を行い、叢生をほどく
上顎はアンカースクリューで加強固定
上顎前歯1.0mm後退、下顎前歯1.5mm後退

治療方法:
・上下左右4抜歯
・上顎の加強固定にアンカースクリュー
・リンガルブラケット矯正装置

使用装置:上下顎リンガルブラケット装置
     上顎リンガルアーチ
     アンカースクリュー

叢生量が大きく、色々工夫が必要でした。

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上顎開始 3ヶ月
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上顎開始 5ヶ月
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上顎開始 8ヶ月

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下顎開始
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下顎開始 4ヶ月
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下顎開始 6ヶ月

空隙閉鎖のスピードがゆっくりしていたので
3年以上かかってしまいましたが
無事に機能的な咬合を達成できました。
保定も頑張りましょう!

これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 92万
アンカースクリュー 3万
調整費 22.8万(0.6万x38回)
保定装置料 3万

<症例情報まとめ>
主訴 上下顎前歯部叢生
診断名 上下顎前歯部叢生
主な装置 リンガルブラケット装置、リンガルアーチ
     アンカースクリュー
抜歯部位 上下左右第一小臼歯
治療期間 3年4ヶ月
治療費  124.8万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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