お知らせ

2022.07.15

出っ歯、ガタつきを治したい:ホワイトワイヤー


症例紹介 part47 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時22才女性。

約2年前
2020年7月に
矯正相談にいらした患者さんです。
「出っ歯とガタつきを治したい」
ということで来院されました。

2020年7月中に検査診断を済ませ
2020年8月にマルチブラケット装置セット

「マスクしているから矯正するチャンス」
という声をちらほら聞くようになってきた頃でした

「チャンスと言っても矯正って2〜3年かかりますからね〜」
「途中でマスク外してますよ、たぶん」
なんて言っていた気がします…

結局マスクのまま、
1年9ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2020年7月)と装置撤去後(2022年5月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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この患者さんの「問題点」は
検査の結果

・上顎前突
・上下顎前歯叢生

治療計画としては

・上顎左右4(第一小臼歯)の抜歯
・下顎左右5(第二小臼歯)の抜歯
・上下左右8(親知らず)の抜歯
・下顎前歯3.0mm後退、上顎前歯10.0mmの後退
・口蓋正中部にアンカースクリュー

としました。

親知らずを含んでですが
8本抜歯していただいております。

よく矯正相談で
「抜歯なんかして何かデメリットはありませんか?」
と聞かれることは多いのですが

「抜歯しないデメリットの方が多いので」
歯を抜きます。

その方が残ったその他の歯が
正しい位置に正しい角度で配列され
見た目的にも機能的にも優れ
そして歯が長持ちする

と考えての抜歯です。

もちろん必要なければ抜歯しません。
当たり前ですが…。

この患者さんの場合
適切に抜歯をしたおかげで
あとアンカースクリューの必要性もご理解いただき
使わせていただいたので
満足いく仕上がりになりました。

治療方法:上顎左右第一小臼歯抜歯、下顎左右第二小臼歯抜歯
使用装置:マルチブラケット装置、アンカースクリュー

これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 65万(上顎のみホワイトワイヤー)
アンカースクリュー2本 3万
調整費 10万(0.5万x20回)
保定装置料 2万

<症例情報まとめ>
主訴 上顎前突、叢生 
診断名 上顎前突、叢生
年齢 22歳
主な装置 マルチブラケット装置
     アンカースクリュー
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯、下顎左右第二小臼歯
治療期間 1年9ヶ月
治療費  84万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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