お知らせ

2022.09.14

全体的に治したい:ホワイトワイヤー


引き続き、
この夏、治療が終わった患者さんのご紹介です。

症例紹介 part49 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時16才(高校2年生)女性。

2019年12月に
矯正相談にいらした患者さんです。
「全体的に治したい(特に八重歯)」
ということで来院されました。

2019年12月、2020年1月に検査診断
2020年3月に上顎小臼歯抜歯を行いリンガルアーチから犬歯を後方に移動開始
2020年4月にマルチブラケット装置セット

2年5ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。

初診時(2019年12月)と装置撤去後(2022年8月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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この患者さんの「問題点」は
検査の結果

・下顎骨の左方偏位
・上下顎前歯叢生(歯が大きい)

治療計画としては

・上顎左右4(第一小臼歯)の抜歯
・下顎左右4(第一小臼歯)の抜歯
・上下顎前歯の前後的位置不変
・必要に応じて上顎臼歯部にアンカースクリュー

としました。

下顎の左方偏位がありましたが
多少の正中のずれは許容する
ということで治療をスタートしました。

抜歯しても尚、スペースが不足したため
アンカースクリューによる臼歯の遠心移動
も行っています。

結果的には上下の正中(中心)もあって
安定した咬合を達成できました。
「顎間ゴム」と言われる小さなゴムをかけることを
頑張っていただいたおかげです!

治療方法:上下顎左右第一小臼歯抜歯
使用装置:マルチブラケット装置、リンガルアーチ、アンカースクリュー

これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 68万(上下顎ホワイトワイヤー)
アンカースクリュー2本 3万
調整費 13万(0.5万x26回)
保定装置料 2万

<症例情報まとめ>
主訴 叢生
診断名 叢生、下顎骨の左方偏位
年齢 16歳
主な装置 マルチブラケット装置
     リンガルアーチ
     アンカースクリュー
抜歯部位 上下顎左右第一小臼歯
治療期間 2年5ヶ月
治療費  90万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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