お知らせ

2021.09.26

出っ歯を治したい:ホワイトワイヤー


症例紹介 part38 です。
(患者さんに掲載の許可をいただいております)

この患者さんは、初診時19才女性。
2年半前の春
2019年3月に
矯正相談にいらした患者さんです。

「出っ歯と下の前歯のでこぼこを治したい」
ということで来院されました。

2019年3月に矯正相談
2019年4月に検査診断
2019年5月にマルチブラケット装置セット

2年3ヶ月経過して無事ブラケット撤去しました。
初診時(2019年4月)と装置撤去時(2021年8月)の写真です。

正面
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下から
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上あご
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下あご
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右側
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左側
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この患者さんの「問題点」は
検査の結果

・下顎骨が小さい(前後的に上あごより後方位)
・下顎前歯部叢生

骨格的に下顎骨が小さく、後方に位置しているので
「外科的な矯正治療(手術)」も選択肢としてありましたが
そこまでは…
ということで
上顎の小臼歯を左右一本づつ抜歯して
上の前歯を後方に下げて治すことになりました。

上顎の前歯を大きく後方に移動するため
また、下顎は歯を抜かずには歯列全体を後方に移動するため
(親知らずは抜歯しています)
アンカースクリューを使用しています。

下顎の前歯はそのまま並べてしまうと後戻りのリスクが高いため
IPRという処置も行なっています。

2年3ヶ月で装置撤去できました。
骨格的な改善はもちろんできていないのですが
前突感はかなり改善されました。

保定もがんばりましょう!

治療方法:上顎左右第一小臼歯抜歯
使用装置:マルチブラケット装置、アンカースクリュー

これまでにかかった費用は
検査診断 3.5万
唾液検査 0.5万
装置料金 66万(上下顎ホワイトワイヤー)
アンカースクリュー(4本) 6万
調整費 13万(0.5万x26回)
保定装置料 2万

<症例情報まとめ>
主訴 上顎前突、叢生 
診断名 上顎前突、叢生
年齢 19歳
主な装置 マルチブラケット装置、アンカースクリュー
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯
治療期間 2年3ヶ月
治療費  91万+税
リスク 歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

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