お知らせ

2020.03.22

お子さんの「お口ぽかーん」気になりませんか?


こんにちは。
院長の生野です。

小児予防歯科診療日のお知らせにも書いた内容のコピーです。
(そちらを読まれた方はまったく同じなので読まないでくださいね)
題名を変えてこちらにも載せます。

2020年4月より保険改正により
保険治療で
「口唇閉鎖力検査」ができるようになりました!
厚労省が「お口ぽかーん」は治療すべき疾患である
と判断したということですね。

2年前の2018年「口腔機能発達不全症」という診断名はできたのですが
今回、評価基準として数字で評価できるアイテムが増えたということです。

口腔機能発達不全症の過去の記事はこちら
口腔機能発達不全症
口腔機能発達不全症その2

「お口ぽかーん」のうちの子は
唇の力が平均より下なのか上なのか?

平均値と比べることができるようになります。

「りっぷるくん」
という測定器を使って計測するのですが
4月から保険治療でできるようになったので
現在多くの歯医者さんが導入しようと
「品薄」
状態らしいです。

最近、品薄って言葉よく聞きますね、汗

矯正歯科egaoは
運よく「りっぷるくん」
手に入れることができました!

3歳〜12歳の平均値が報告されていますので
平均値より低い場合は
口唇のトレーニングをオススメすると思います。

ちょっと難しいですが
「口唇閉鎖力」が何故大切か、
下に記します。

・口腔機能(例えば捕食、摂食、嚥下、発音等)が正常に働くには
 適切な口唇の閉鎖力が不可欠である。

・閉鎖力が低下した場合これらの機能は低下する。

・同時に代替機能(例えば舌突出)が働き、機能異常が隠蔽され、
 下記の口呼吸症候群に含まれる異常機能が習慣化される。

・この口唇と舌は固有口腔の外と内にあって、
 歯列形態を決める決定的な要素である。

・口唇と舌の機能は密接に関与(相互補完)しており、
 例えば閉鎖力の低下は鼻呼吸から口呼吸に移行させ、
 下記の悪循環(口呼吸症候群と呼ぶこととする)を招き、
 定型的な口腔や顎顔面の形態や機能の成長発育を妨げる。

・また、その影響は全身に及ぶと考えられる。

スクリーンショット 2020-03-22 13.20.50

興味のある方は「小児予防歯科」お問いあわせ下さい。

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