お知らせ

2018.11.02

日本矯正歯科学会@横浜


こんにちは。
院長の生野です。

10/30~11/1の3日間お休みをいただいて
毎年、秋に行われる日本矯正歯科学会に参加してきました。

今回の会場は、横浜!

首都圏で開催される時は
いつもだいたい実家(千葉県)
に宿泊して会場に向かうのですが、
今回は通勤ラッシュ(超満員電車)
を避けるため
かな〜り早めに出かけました。

なので開場前に会場に到着!
まだ誰も座っていない会場の写真を撮ることができました、笑

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開会式に最初から参加したのははじめてかもしれません…

そして朝9時から順に
「埋伏歯」
「歯の細胞バンク」
「上下顎前突」
などなど講演を聴いてきました。

「埋伏歯」
「上下顎前突」
は矯正治療のお話ですが、

「歯の細胞バンク」は
ちょっと聞きなれない言葉ですよね?

昨今の晩婚化や少子化で
「卵子バンク」や「精子バンク」は
よく耳にするようになりましたが
「歯の細胞バンク」は初耳の方もいるかもしれません。

簡単に説明すると

歯髄(歯の神経)の幹細胞から
骨や脂肪や神経などの細胞を育てられることが
現時点でわかっているので、
将来研究が進めば、
身体の様々な病気の治療(再生治療)に使えるかもしれない。
だから今から若い時の歯髄(歯の神経)の細胞を
冷結保管しておきましょう!

ということです。

だからといって、
まだ未知の将来のために健康な歯を抜くのはちょっとなー
ということになりますよね?

でも、
矯正治療のために抜いた健康な歯ならいいじゃない!

というふうに「矯正歯科」とつながるわけです。

もしかすると、
誰もが歯の細胞バンクに
矯正のために抜いた歯を保存する時代がくるのかもしれません。

ちなみに保存には
初年度 5万円
年間保管費用 2万円
だそうです。

例えば、
36歳の私が60歳まで24年間保存すると、51万円。
12歳の子が60歳まで48年間保存すると、99万円。

高いのか?
安いのか?
今入っているいろいろな保険に比べればかなり安いような気もします。

もし、ご興味のある方がいらっしゃいましたら早めにご連絡下さい。
そのバンクの窓口となる歯科医師になるために
歯の細胞バンク認定医講習会に参加して資格を取らないといけませんので…

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