お知らせ

2017.10.25

日本矯正歯科学会2017


こんにちは。
院長の生野です。

先日、当院のすぐそこの「ニトリ文化会館」で行われた学会のご報告です。
日本矯正歯科学会が今年は札幌で開催されました。

先生、学会って何をしに行っているのですか?
とお思いの方も多いと思いますので
すごく簡単にご説明します。

学会に行って我々が何をしているのかと言いますと、

・著名な先生のいろいろな講演を聞いたり、
・研究の発表を見たり、
・認定医の症例(模型)を見たり、
・企業が展示している新しい矯正の装置や道具を見たり、
・札幌を離れている先輩や後輩と近況報告をしたり、

というのが主な活動内容です。

具体的に今回の学会のお話をしますと

まずは、研究の発表

私も関わっている内容を大学の先輩が発表されていたので見てきました。

IMG_5180
(息子の子守りを兼ねていた時間の写真です…)

この発表内容は今年の1月に「AJODO」という
矯正歯科界ではトップの論文雑誌に掲載されました。
それなりに苦労しましたので、とても嬉しいことです!

AJODO2017

次に講演、

この中で、毎年1つは「教育講演」といって
矯正歯科とは関係のない著名な先生がお話をしてくれるものがあります。

今回は国立天文台の先生が

「アルマ望遠鏡」

の講演をされました。

なんとこの望遠鏡、
人間の視力に例えると「視力6000」くらいの力で宇宙を眺められるとのことです。

でも「視力6000」って??

どんな世界?

って思いますよね??

『大阪に落ちている1円玉の大きさが東京から見分けられる能力に相当します。』

だそうです。
すごいですねー。

世の中には、ものすごい望遠鏡があることを知りました。
そしてその望遠鏡はある場所がまたすごいのです。

南米チリ北部、アタカマ砂漠の標高5,000mの高原にあります。
アルマ望遠鏡設置に理想的な条件を備えた、地球上で究極の場所だそうです。

日本の富士山の山頂より高いところに、高原があるのですね…。
世界は広い。

宇宙はもっと広い。

いろいろと勉強になった学会でした。

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